30年度 第2回 「世界に一つだけのオリジナル時計を作ろう!」2018/8/2
今年も16名のこども達が、セイコーエプソン(株)塩尻事業所にて、腕時計作りを行いました。
毎年の企画で今年もセイコーエプソン(株)様のご協力をいただき実現しました。
今年お世話になる3名の先生方です。
最初にセイコーエプソン(株)はどのような製品を作っているかや会社の歴史について説明がありました。
腕時計作成に入ります。
初めにピンセットの使い方と練習です。
ケースに入っている小さいネジをピンセットでつまみ練習台の小さい穴に移します。
次は精密ドライバーの使い方と練習。
持ち方から教わり、一つだけ練習台の上に残したネジを回して練習しました。
作製する時計が汚れないように、指サックをはめます。この指サックで部品をつかみます。休憩時間になるまで外さない様指示がありました。
今回使用する部品箱です。10ケに仕切られた枠の中にいろんな部品が入っています。
コイルは0.02mmと細い電線を使っているので、直接ピンセットで持たないよう指示がありました。
ムーブメント(時計の動く部品類)が台に固定されており、ピンセットを上手に使って、コイルを取り付けます。
水晶振動子やカバーをネジで止める作業をし、ボタン電池を入れたらムーブメントの完成です。
先生は時計が動いているか確認をして固定台から外してくれました。
文字盤の取り付けです。文字盤が汚れないようにビニールの上から押し込みます。
時針(時計の短針)の取り付けです。ピンセットで時針の中央の軸に置き、ポンチで押し込みます。
正確に取り付けたか、こども全員分を先生達が確認します。
時針の後は、分針(時計の長針)と秒針(時計の秒を示す針)。
特に秒針が集中力が必要な一番大変な作業。
今年も全員が頑張りました。
3つの針が付いたか先生が確認し、仮リューズ(時刻合わせをする時計の右側のボタン)を外し、時計が動き始めます。
ケースに時計を入れ、 リューズを取り付け、裏蓋をネジで固定し、時計バンドを付け完成です。
完成したこども達から時刻を合わせました。
最後に先生方にお礼を述べ第2回こども科学探検団が終了しました。
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