令和元年度こども科学探検団第1回「ラズベリーパイをさわろう!」 2019/07/20
毎年恒例「塩尻市こども科学探検団」の第1回講座が開催されました。
ものづくり見学・体験を通じて科学や工業を楽しみながら学ぶこの探検団。目的は、ずばり「科学って、おもしろい!」を体感すること。今回も大勢の応募をいただき、 市内の小学5・6年生20人が参加してくれています。
さて、第1回の講座は「ラズベリーパイをさわろう」。与えられるミッションをクリアしながら、名刺サイズの小型のパソコン「ラズベリーパイ」を自分の力で組み立て、起動させることができるでしょうか。そしてその先にある「プログラミング」とは?プログラミングの知識がある子も全く初めての子も、一緒になってチャレンジしていきます。
mission0 オリエンテーション
ミッションクリア条件は次の3つ。
1 自己紹介が終わること
2 チームの名前を決めること
3 チームの名前を決めること
今年の探検団はチームで協力し合って進めていきます。見知らぬ者同士4人ずつに分けられた5チームが、探検団での経験を通してどのように成長していくのか、とても楽しみです。
各チームでの自己紹介が始まりました。 最初は戸惑いながら・・・といった様子です。
全チームがミッションを無事にクリアし、本日のチームリーダーがチーム名とメンバーを発表しました。気になるチーム名はというと、それぞれ好きな動物や果物を出し合った結果・・・犬チーム、オオカミチーム、リスチーム、ゴッドバナナチーム、パイナップルチームとなりました。
mission1 RaspberryPi(ラズベリーパイ)を組み立てよう!
次なるミッションはいよいよ本題。ミッションクリア条件は次の2つです。
1 RaspberryPi を組み立てが終わること
2 RaspberryPiが起動できること
まずはラズベリーパイ本体の他、キーボードやマウスなど必要なものを各自受け取ります。だんだんと期待が高まってきました。
そしていよいよ組み立て開始。みんな真剣な表情で細かい作業を進めていきます。組み立て終わったら今度はキーボード、マウス、HDMIケーブルを挿し、最後に電源ケーブルを挿します。
電源を入れると、デスクトップにラズベリーパイの画面が表示されました!misson1クリアです。
mission2 RaspberryPi(ラズベリーパイ)をさわろう!
1 えんぱーくwifiに接続できること
2 ブラウザが使えること
3 シャットダウンができること
パソコンの操作には慣れている子どもたちが多く、順調に3条件を満たし、misson2クリアです。そういえば、最初の緊張感はどこへやら。いつの間にか隣の席同士で助け合い、できた喜びを分かち合うような姿も見られるようになりました。
残りの時間で、「プログラミング」についてお話がありました。人間が普段無意識に判断していることをロボットが行うためには、あいまいな部分を明確にして、一つ一つの判断を組み合わせていく必要があります。それが「プログラミング」です。子どもたちには、第3回講座「プログラミングに挑戦しよう!」に向けて、日常の動作を「プログラミング」として書き出してみる、という宿題が出され、本日の講座は終了となりました。
次回は「世界で一つだけのオリジナル時計を作ろう!」と題してセイコーエプソン株式会社塩尻事業所で時計の製作を体験します。
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